12 学校行事の緊急時対応(参観日・運動会) 
 

保護者参観
 

 1 受付時に緊急事態が発生した場合には、当日配布の「受付等の留意点」の内
   容に従って行動する。
 2 万一、不審者が侵入した場合は、危険度に応じて緊急対応1〜3の行動をと
   る。
 3 全校に緊急放送が流れた際は、各担任等教職員は、児童を動揺させないよう、
   保護者に対し簡単に事情を説明し、教室等で児童を守ってもらうよう依頼す
   る。その際、保護者や児童が動揺しないよう、落ち着いて対応する。

 * 保護者への説明例
    「皆さん、今の放送は、校内の○○でトラブルがあった場合の暗号による放
   送です。すでに、本校教職員が緊急体制に入っていますので、落ち着いて、こ
   の教室の子どもたちの安全を確保できるよう、協力してください。教室の中に
   入りドアを閉め、児童とともにドアから離れてください。私は、廊下に出て状
   況を確認しますので、お待ちください。」

 4 教職員は、防御できる用具を持ち、保護者に対しても準備してもらうよう依
   頼する。
 5 その後については、放送等の指示に従い、避難または待機する。
 
 

運動会
 

  保護者参観に準ずるが、次の点について追加又は変更し、臨機応変に対応する。

 1 児童は運動場で活動しているので、それぞれの学年、組の児童を、担任を中
   心としてきっちりと掌握しておく。
 2 昼食時は、教室を使用するので、事前に教室付近を巡視する。
 3 運動場に不審者と思われる人物が現れた場合は、声をかけて、正当な理由が
   あるのかを尋ねる。また、近くにいる複数の教職員で取り囲み、児童に近づ
   けないようにするとともに、防御できる用具を準備する。その際、近くにい
   る保護者にも協力を求める。
   また、児童をその場から遠ざけ、安全を確保する。
 4 運動場以外で緊急事態が発生し、運動場の教職員等に不審者の状況が確認で
   きない場合は、緊急放送を行い、状況を知らせる。その場合、まず児童の安
   全を確保し、また、保護者にも協力を求める。