(1)自分自身の健康に対する意識
問1 あなたはご自身の健康について、どのように考えていますか。 |
@ 大変健康である |
A 普通 |
Bあまり健康でない |
C 不健康である |
回答者が自分自身の健康についてどのように考えているかをみると、
約8割の回答者が「大変健康」「普通」と答えた。【図2-1-1、表2-1-1】
【表2-1-1 自分自身の健康に対する意識内訳】
健康度 |
割合(%) |
回答数(人) |
大変健康 |
11.6 |
427 |
普通 |
68.4 |
2,517 |
あまり健康でない |
16.5 |
608 |
不健康 |
3.5 |
127 |
回答総数 |
100.0 |
3,679 |
【図2-1-1 自分自身の健康に対する意識】 |
(2)健康や体力の保持増進のために心がけていること
問2 あなたは日頃ご自身の健康や体力の保持増進のために、
何か心がけていることはありますか。あればどのようなことですか。 |
@ 食生活に気をつける |
A 睡眠や休養をよくとる |
B 運動やスポーツ(体操や散歩含む)をする |
C 日常生活でできるだけ身体活動の機会を増やす(車を利用せずに歩くなど) |
D 規則正しい生活をする |
E 酒、たばこ等を控える |
F 心がけていることはない |
G その他( ) |
健康や体力の保持増進のために心がけていることでは、「食生活に気をつける」(25.5%)が最も多く、
次いで「睡眠や休養をよくとる」(20.1%)、そして3番目に「運動やスポーツをする」(18.7%)という結果であった。
【図2-2-1、表2-2-1】

【図2-2-1 健康のために心がけていること】
【表2-2-1 健康に対する心がけ内訳】
心がけ |
割合(%) |
回答数(人) |
食生活 |
25.5 |
935 |
睡眠や休養 |
20.1 |
738 |
運動をする |
18.7 |
685 |
日常で活動機会を増やす |
11.4 |
419 |
規則正しい生活 |
12.7 |
466 |
酒、たばこを控える |
1.7 |
64 |
とくにない |
9.3 |
340 |
その他 |
0.5 |
20 |
回答総数 |
100.0 |
3,667 |
|
(3)運動やスポーツの実施頻度について
問3 あなたはこの1年間、運動やスポーツをどのくらいの頻度で行っています(した)か。 |
@ 週に3日以上 |
A 週に1〜2日 |
B 月に1〜3日以上 |
C 3ヶ月に1〜2日 |
D 年に1〜3日 |
E 全くやらない |
運動頻度の割合をみてみると、「週1回以上のスポーツ実施率」は40.0%であった【図2-3-1、表2-3-1】
なお、平成18年度8月に内閣府が実施した全国平均は、44.4%であった。

【図2-3-1 運動実施頻度の割合】
【表2-3-1 運動実施頻度の内訳】
運動頻度 |
割合(%) |
回答数(人) |
週3以上 |
15.1 |
552 |
週1〜2 |
24.9 |
909 |
月1〜3 |
15.0 |
548 |
3ヶ月に1〜2 |
7.9 |
288 |
年に1〜3 |
10.8 |
394 |
全くやらない |
26.3 |
958 |
回答総数 |
100.0 |
3,649 |
|
(4)運動やスポーツへの実施意欲を高める条件
問4 あなたは、次の@〜Dに示すどの条件が満たされれば、(更に)運動やスポーツを実施されますか。
最も大きい要因を1つお答えください。 |
@ ていねいで優しく教えてくれる指導者がいること |
A 身近に行きやすく、使いやすいスポーツ施設や場所があること |
B 気軽に参加できるスポーツ教室やイベントがあること |
C 参加しやすいクラブや仲間がいること |
D 運動やスポーツはやりたくない
理由 |
運動の実施頻度が低い回答者に対して運動実施の条件を聞いたところ、
「身近で使いやすい場所」を求めている回答者が4割以上という結果となった。【図2-4-1、表2-4-1】

【図2-4-1 運動実施意欲を高める条件】
【表2-4-1 運動実施意欲を高める条件内訳】
実施条件 |
割合(%) |
回答数(人) |
ていねいな指導者 |
4.4 |
74 |
身近で使いやすい場所 |
41.9 |
707 |
教室やイベント |
13.6 |
229 |
クラブや仲間 |
23.5 |
397 |
やりたくない |
16.6 |
280 |
回答総数 |
100.0 |
1,687 |
|
(5)継続的なスポーツ活動の実施開始時期
問5 あなたは現在やっておられる運動やスポーツ種目に限らず、
定期的に運動やスポーツを始めたのはいつ頃ですか(学校の体育授業は除きます) |
@ 幼児期(小学校入学前) |
A 小学校低学年期(1年生から3年生) |
B 小学校高学年期(4年生から6年生) |
C 中学校期 |
D 16歳〜20歳未満の時期 |
E 20歳代 |
F 30歳代 |
G 40歳代 |
H 50歳代 |
I 60歳代以上 |
定期的に運動やスポーツを始めた時期をみると、
「中学校期」「30歳代」「40歳代」「60歳代以上」が上位を占めた。【図2-5-1、表2-5-1】

【図2-5-1 継続的な運動実施者の運動開始時期】
【表2-5-1 継続的な運動実施者の運動開始時期内訳】
開始時期 |
割合(%) |
回答数(人) |
幼児期 |
2.2 |
45 |
小学校低学年期 |
5.2 |
105 |
小学校高学年期 |
9.6 |
194 |
中学校期 |
15.4 |
309 |
16〜20歳未満 |
5.9 |
118 |
20歳代 |
8.9 |
179 |
30歳代 |
14.8 |
298 |
40歳代 |
14.7 |
295 |
50歳代 |
10.3 |
207 |
60歳代以上 |
13.0 |
261 |
回答総数 |
100.0 |
2,011 |
|
(6)スポーツ活動実施初期の目的について
問6 問5のはじめた頃の目的は何でしたか。
次のうち、もっとも当てはまるものを1つお答えください。 |
@ 勝敗や記録に挑戦 |
A 心身の健全育成 |
B 健康の増進や体力の向上 |
C 仲間づくりなど人との交流 |
D その他( ) |
|
継続して運動やスポーツを行っている(いた)回答者について、はじめた頃の目的を聞いたところ、
「健康増進や体力向上」が44.3%と半数近くを占めた。
これは、運動を開始した時期が30歳代以上であった回答者が半数以上を占めていたためではないかと考えられる。
次に多かったのは「仲間づくり」(25.8%)、これらを併せて全体の7割を占めていた。【図2-6-1、表2-6-1】

【図2-6-1 スポーツを始めた頃の目的について】
【表2-6-1 スポーツを始めた頃の目的について】
開始理由 |
割合(%) |
回答数(人) |
勝敗や記録に挑戦 |
8.8 |
179 |
心身の健全育成 |
13.8 |
281 |
健康増進や体力向上 |
44.3 |
903 |
仲間づくり |
25.8 |
526 |
その他 |
7.3 |
148 |
回答総数 |
100.0 |
2,037 |
|
(7)健在続けている運動の目的について
問7 現在運動やスポーツを続けている目的は何ですか。
次のうち、最も当てはまるものを1つお答えください。
(はじめた頃の目的と同じでも異なっていてもお答えください) |
@ 勝敗や記録に挑戦 |
A 心身の健全育成 |
B 健康の増進や体力の向上 |
C 仲間づくりなど人との交流 |
D その他( ) |
現在行っている運動やスポーツの目的についても、「健康増進や体力づくり」が54.9%で最も多い結果となった。
はじめた頃の目的と比べると、「健康増進や体力向上」「心身の健全育成」について向上がみられ、
健康に関する目的意識が高まるようであった。【図2-7-1、表2-7-1】

【図2-7-1 現在の運動やスポーツを続けている目的について】
【表2-7-1 現在の運動やスポーツを続けている目的について】
現在目的 |
割合(%) |
回答数(人) |
勝敗や記録に挑戦 |
4.2 |
86 |
心身の健全育成 |
16.1 |
329 |
健康増進や体力向上 |
54.9 |
1,123 |
仲間づくり |
19.9 |
408 |
その他 |
4.9 |
100 |
回答総数 |
100.0 |
2,046 |
|
(8)現在行っている運動やスポーツについて
問8 この1年間で最も多く行った運動やスポーツの種目(内容)は何でしたか |
現在行っている運動やスポーツにおいて、最も多かったのは「ウォーキング」であり、
全回答の29.2%を占めるものであった。
次いで「ジョギング」「バレーボール」「水泳」の順番で多く、一人でも行えるスポーツが多いようであった。【表2-8-1】
【表2-8-1 現在行っている運動やスポーツ】
種目・内容 |
回答数(人) |
割合(%) |
種目・内容 |
回答数(人) |
割合(%) |
ウォーキング |
790 |
29.2 |
筋力トレーニング |
24 |
0.9 |
ジョギング |
197 |
7.3 |
ゲートボール |
20 |
0.7 |
バレーボール |
144 |
5.3 |
ダンス |
17 |
0.6 |
水泳 |
127 |
4.7 |
剣 道 |
13 |
0.5 |
ゴルフ |
121 |
4.5 |
ソフトテニス |
13 |
0.5 |
テニス |
118 |
4.4 |
水中運動 |
13 |
0.5 |
体 操 |
117 |
4.3 |
陸 上 |
13 |
0.5 |
ボウリング |
80 |
3.0 |
ジ ム |
11 |
0.4 |
野 球 |
69 |
2.6 |
太極拳 |
10 |
0.4 |
ヨ ガ |
68 |
2.5 |
ストレッチ |
10 |
0.4 |
バドミントン |
67 |
2.5 |
社交ダンス |
8 |
0.3 |
ソフトバレー |
63 |
2.3 |
ファミリーバドミントン |
8 |
0.3 |
グラウンドゴルフ |
56 |
2.1 |
弓道 |
7 |
0.3 |
ソフトボール |
54 |
2.0 |
ランニング |
7 |
0.3 |
サッカー |
54 |
2.0 |
ハイキング |
6 |
0.2 |
卓 球 |
53 |
2.0 |
スノーボード |
6 |
0.2 |
サイクリング |
38 |
1.4 |
ビーチバレー |
6 |
0.2 |
バスケットボール |
38 |
1.4 |
ラグビー |
6 |
0.2 |
エアロビクス |
36 |
1.3 |
ハンドボール |
6 |
0.2 |
登 山 |
33 |
1.2 |
ラジオ体操 |
6 |
0.2 |
散 歩 |
26 |
1.0 |
その他 |
117 |
4.3 |
スキー |
25 |
0.9 |
回答総数(人) |
2,701 |
100 |
|
(9)今後やってみたい運動やスポーツについて
問9 今後、やってみたい運動やスポーツ(種目や内容)はなんですか。
3つ以内でやってみたい順にお答えください。 |
今後やってみたい運動やスポーツ活動として、
「水泳」「ウォーキング」「ヨガ」の順で希望が多かった。【表2-9-1】
【表2-9-1 今後やってみたい運動やスポーツ】
種目・内容 |
回答数(人) |
割合(%) |
種目・内容 |
回答数(人) |
割合(%) |
水泳 |
604 |
14.1 |
太極拳 |
43 |
1.0 |
ウォーキング |
502 |
11.8 |
マラソン |
42 |
1.0 |
ヨガ |
487 |
11.4 |
スノーボード |
35 |
0.8 |
テニス |
287 |
6.7 |
フットサル |
30 |
0.7 |
ジョギング |
253 |
5.9 |
ハイキング |
24 |
0.6 |
体操 |
182 |
4.3 |
ゲートボール |
23 |
0.5 |
ボウリング |
167 |
3.9 |
筋力トレーニング |
22 |
0.5 |
ゴルフ |
167 |
3.9 |
弓道 |
21 |
0.5 |
卓球 |
166 |
3.9 |
ストレッチ |
18 |
0.4 |
バドミントン |
144 |
3.4 |
ジム |
16 |
0.4 |
登山 |
97 |
2.3 |
スカッシュ |
15 |
0.4 |
グラウンドゴルフ |
91 |
2.1 |
ボクササイズ |
15 |
0.4 |
バレーボール |
80 |
1.9 |
水中運動 |
15 |
0.4 |
ダンス |
80 |
1.9 |
ペタンク |
15 |
0.4 |
野球 |
75 |
1.8 |
剣道 |
14 |
0.3 |
スキー |
72 |
1.7 |
スキューバダイビング |
14 |
0.3 |
サッカー |
66 |
1.6 |
ソフトテニス |
12 |
0.3 |
ソフトボール |
62 |
1.5 |
ラグビー |
12 |
0.3 |
ソフトバレー |
58 |
1.4 |
スケート |
12 |
0.3 |
バスケットボール |
57 |
1.3 |
ランニング |
11 |
0.3 |
エアロビクス |
55 |
1.3 |
その他 |
43 |
1.0 |
サイクリング |
54 |
1.3 |
回答総数(人) |
4,256 |
100 |
|
(10)運動にかける費用について
問10 運動やスポーツ、レクリエーション活動を行うなら、あなたは1回につき、
どの程度までなら費用を支出しても良いと思われますか。 |
@ 100円〜200円程度 |
A 500円まで |
B 1,000円まで |
C 3,000円まで |
D 5,000円まで |
E 10,000円まで |
F 10,000円以上でもよい |
G 費用を支出したくない |
回答者が1回の運動やスポーツ、レクリエーション活動に対してかけても良いと思う費用は、
「1,000円まで」が最も多く、全体の36.2%であった。
次いで「500円まで」(25.3%)、「3,000円まで」(15.8%)という結果であった。【図2-10-1、表2-10-1】

【図2-10-1 1回当たりの運動にかける費用】
【表2-10-1 1回当たりの運動にかける費用】
費 用 |
割合(%) |
回答数(人) |
100円〜200円 |
6.0 |
211 |
500円まで |
25.3 |
896 |
1,000円まで |
36.2 |
1,278 |
3,000円まで |
15.8 |
559 |
5,000円まで |
6.4 |
225 |
10,000円まで |
3.5 |
124 |
10,000円以上 |
1.7 |
60 |
支出したくない |
5.1 |
182 |
回答総数 |
100.0 |
3,535 |
|
(11)スポーツボランティアについて
問11 近年、オリンピックをはじめ、さまざまなスポーツイベントの開催や運営を支える
「スポーツボランティア」が注目されています。
あなたが、今後このような活動を行うとしたら、どのようなこをしてみたい、また、
どのようなことならしてもよいと思われますか。
次の中から1つお答えください。 |
@ スポーツの技術などの直接的指導 |
A スポーツ活動等の運営や世話(クラブ、スポーツ団体での定期的な活動等) |
B スポーツイベントの運営や世話(スポーツ大会等の不定期な活動) |
C 経済的な支援 |
D やる意志はない |
E その他( ) |
回答者のスポーツボランティアに対する意識をみてみると、「やる意志はない」が40.6%を占めたものの、
何らかの形で関わりたいと答える回答者が半数以上を占める結果となった。
中でも「スポーツイベントの世話」をしてみたいと答えた回答者は29.6%であり、全体の3割を占めた。
回答者の多くは、定期的には難しいができるときにはやってみてもよいと考えているようであった。【図2-11-1、表2-11-1】

【図2-11-1 スポーツボランティアについて】
【表2-11-1 スポーツボランティアについて】
ボランティア |
割合(%) |
回答数(人) |
技術などの直接指導 |
7.3 |
243 |
活動の運営や世話 |
12.3 |
408 |
イベントの運営や世話 |
29.6 |
979 |
経済的な支援 |
5.0 |
164 |
やる意志はない |
40.6 |
1,343 |
その他 |
5.2 |
172 |
回答総数 |
100.0 |
3,309 |
|

|