(8)運動開始時期と運動実施頻度の関係 


「16歳〜20歳未満に運動を開始したものは、
「週1回以上の運動」を現在行っている割合が目立って低い。【図8-1】

小学校期から20歳未満での運動開始時期の目的をみると、
「仲間づくり」の割合が高いものの「勝敗や記録に挑戦」についても20%前後を示しており、
これはクラブ活動などにおいて運動を開始することが多いためであると考えられる。【図8-2】

その中で、「16歳〜20歳未満」に運動を開始したものは、
中学校期までに運動を始めたものに比べると技能の習得もスムーズにいかない可能性があり、
そのことにより運動を継続する意欲が低下するのかもしれない。

一方、20歳以降に運動を開始したものは、技能習得より「健康増進や体力向上」を目的としているため
継続性が高いものと考えられる。



【図8-1 運動開始時期と運動実施頻度の関係】





【図8-2 運動開始時期と当初の目的】