第3章 競技スポーツ充実プラン

5年間のあゆみ


 目標達成に向けて

 この5年間で各競技団体が構築してきた一貫指導システムを実践し、ジュニア期からトップアスリートに至るまでの強化をより充実したものにしていくことが大切です。
 次回(2012年ロンドン大会)、次々回オリンピック(2016年会場未定)への京都府関係選手の出場につなげていくため、一貫指導システムの入口となるタレント発掘と現在のジュニア選手育成事業の充実に取り組んで行く必要があります。
 京都国体からこれまで競技力向上を支えきた指導者の理論や技術、試合における戦略・戦術等を京都府のスポーツ資産としてまとめるとともに、若手指導者を育成し、経験豊富な指導者と次世代の若手指導者とが一体となったバランスのとれた指導体制の整備と将来に向けた円滑な世代交代を進めていくことが急務です。
 これまで、京都府から多くのトップアスリートやトップコーチが育ち活躍しています。しかし、京都府内を拠点として活動している例は、あまり増加しているとは言えません。
 また、近年の社会経済情勢から、企業のスポーツに対する支援や協力も厳しい状況にあります。
 そのため、京都府内のスポーツ関係機関・団体、企業法人、地域団体等が一体となって協働し、このようなトップアスリートやトップコーチが京都府でも十分活動できるような新たな仕組を創ることが必要です。
 日々進化するスポーツ科学の分野に対応し、中・高校生を中心としたジュニア期の選手においても、その基礎的な知識や実践力を身につけさせるための環境整備や、情報収集体制の構築が必要です。
 府民と競技者が一体となった競技スポーツ振興の意識づくりをさらに促進するため、日常から地域住民がトップレベルの競技者と交流できるような機会づくりを進めるとともに、いつでも京都府関係選手・チームの最新情報を得ることができる情報ネットワークの充実が必要です。