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【第3学年】11月10日に人権学習を行いました。

 

11月10日(木)に3年生が人権学習を実施しました。

弁護士で本校卒業生である毛利 崇 先生をお迎えして労働者の権利についての講演をしていただきました。
まだ働くことが身近ではないが、成人年齢に達している生徒もいる3年生に対して、クイズをとおして働く際に知っておくべきルールを丁寧に教えていただきました。

生徒たちの主な感想は次のとおりです。
◇いくら給料を得るための労働であっても、好きな仕事、自分が携わりたいと思える職業に就く人は、自分の勤める会社がブラック企業だと分かっていてもやめにくかったり、やっぱりもう少し続けてみようと思えば、過労死につながるのはとても怖いと思う。私も自分がやりたい仕事を探しながらも、頭の片隅に"転職"をおいて仕事をしたいと思うし、雇ってもらっているからという意識に負けず知るべき事を知り、きちんと権利を主張しようと思えた。

◇お給料の時給の仕組みや残業など、知らないと損していることに気付けないことだなと思ったので、今回詳しく知ることができてよかったと思う。毛利さんが最後におっしゃった仕事は、お金をもらうためではなく、人生を豊かにするものだと言うことを聞いて、自分に合ったやりがいのある仕事をすることはとても大切だなと思いました。

◇毛利さんが最後におっしゃっていた「私達は人生を豊かにするために働くのであって、働くために生きているのではない」という言葉がとても響きました。大学生になるとほとんどの人はアルバイトを始めることになるので、お金を稼がないといけないからといって働きすぎず、自分の体調を第一に働いていきたいです。

◇労働の基本というものを知れた。今まで「ブラック企業」や「過労死」などの言葉はニュース・新聞で聞く遠い言葉でしかなかったけど、進学を考えていく中で就職も考えていくうちに、より身近に感じるようになった。自分は被害者の立場として将来身を守っていく必要があるし、守るためにも必要な知識や人権を知る必要があると分かった。

今回の学習は、働くことと人権の関係について学ぶ良い機会となりました。

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