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学校紹介

 

令和2年度 校長挨拶   



 

  東宇治高校HPにアクセスいただきありがとうございます。
 校長の松本啓二です。
 令和2年度のスタートにあたり、御挨拶申し上げます。

  本校は昭和49年、地域の方々の熱い願いが叶って開校した宇治市内で2番目の府立高校です。開校の頃は、生徒と先生が一緒になって、グランドの整備をしたり花の苗を植えるなど、自分たちの手で学校作りが行われました。第1期生以来、1万4千人を超える卒業生の方々が社会で活躍されています。

 本年度もグローバルネットワーク京都校として、本校の特色の一つである国際理解教育に取り組んでおります。人としての品性とコミュニケーション能力を身に付け、世界のどこかを支えるリーダーとして活躍できる人材を育成するよう励んでおります。

 本年度の入学式の式辞で、言語学者の金田一秀穂さんが著書『十五歳の日本語上達法』で述べられていることを紹介して、新入生に考えてほしいことを話しました。
 金田一さんは、いろいろな例で、言葉というものの本質を説明していきます。
 例えば、「お刺身」と聞くと食欲をそそられるが、同じもののはずなのに「死んだ魚」ときくと不衛生な感じがしたりするということ。英語には「肩がこる」という意味の言葉がないから、アメリカ人は肩がこることを実感していないこと。そのようなことを紹介し、次のように述べています。
      「人間には言葉が必要なんです。言葉がないと人間は生きてはいけません。僕たち人間は、言葉を通じて世界とつながっています。」
      「言葉というのはある意味、とてもこわいものでもあります。皆さんが、毎日、何気なく使っている言葉には、とてつもなく大きな力があるのだということを、ぜひ、心に留めておいてください。」
 そして、金田一さんは、料理の名人やベテランの大工さん、野球の名選手が、長年の経験でつかんだコツや勘を言葉では説明できないことなどを例に挙げながら、次のように述べます。
      「僕たちは言葉によって、自分たちの考えや思いをすべて表現できているのでしょうか?残念ながら答はノーです。僕たちの周りには言葉で表現できないものが山ほどある。人間にとって、なくてはならない「言葉」は、実は隙間だらけの世界なんです。」
      「人間は言葉を持ってしまったせいで、すべてのことをわかった気でいるし、わからなくてはいけないと思っているんですね。でも、実際は言葉で言い表せていないことの方が圧倒的に多いんですよ。」
 皆さんには高校生活で「言葉」を大切にしてほしいと思います。これから出会う友人や先生との挨拶や会話の中で、自分の思いを「相手に伝わる言葉」で伝えること、そして、言葉だけでは言い表せない思いを、表情であったり話し方などで伝える努力をしてほしいこと、そして逆に、相手の思いを読み取る努力をしてほしいということです。
 また皆さんは、SNSなどでメッセージを送る機会が多いと思います。そんなとき、表情や話し方などで補えない、短い文字の言葉は、本当にあなたの気持ちを伝えるものになっているか、相手に不快な思いをさせたり傷つけたりしていないか、よく考えてほしいと思います。
 言葉にはとてつもなく大きな力があり、こわいものでもあること、そして、言葉では言い表せないことがあるということを決して忘れずに、よいコミュニケーションで、よい人間関係を築いてほしいと思います。
 このようなことを話しました。

 さて、このほど、東宇治高校では育てたい生徒像を、あらためて定めました。それは、
 「自主性を基盤に、社会とかかわり、課題を解決する人」
です。そのような人を
 「みらいを明るくできる人」
とし、次の3つの姿勢を持ってもらいたいと考えました。
 それは、
 「挑戦する姿勢」
 「周囲と関わる姿勢」
 「努力し続ける姿勢」
の3つです。
 生徒には、今、学んでいることからどの姿勢が培われ、今この場でどの姿勢が必要とされているのか、ぜひ意識し、自らを高めてほしいと思います。
 今年度在学する生徒は、19歳又は18歳で法律上の成人となります。高校生活は、大人への階段を昇っていく3年間でもあります。また、今年度入学生の「総合的な探究の時間」は、「みらいを明るくできる人」の育成をめざしています。大人に向かう生徒の背中を押していきたいと思います。

 今後とも、地域の皆様に一層信頼していただける学校となるよう努めて参ります。御指導、御協力のほど、よろしくお願いいたします。

                                                      令和2年4月  校長 松本 啓二

 

 


 


 

                               

 

 
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