すべての子どもたちに「質の高い学力」を育成するための取組を紹介します。
『質の高い学力』とは・・・ 次の三つの要素が統合された学力です。 基礎的・基本的な知識・技能の習得 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等 主体的に学習に取り組む意欲・態度 |
◆学びの深化プロジェクト実施校
■令和元年度・2年度指定校一覧
■学びの深化プロジェクト研究主題一覧
◆子どものための京都式少人数教育
義務教育9年間を見通して、学年の特性や児童生徒の発達段階に応じて指導方法
や指導体制を工夫できる京都独自の方式です。
30人程度(30~35人)の学級編制が可能な人員配置を行うとともに、市町(組合)
教育委員会への教員配当方法も工夫しています。
◇小学生個別補充学習
学習内容が高度化する小学4・5年生段階のつまずきを解消するため、個別
補充学習を実施します。
◇中1振り返り集中学習(ふりスタ)
中学1年生の早期に小学校の学習のつまずきの解消を図るため基礎的・基本的な
内容の振り返り学習を放課後や夏季休業中に実施しています。
児童生徒の学習に対する興味・関心を喚起し、学習意欲の向上を図るなど、未来に
向かって夢と希望を持って学ぼうとする子どもを育成するため、優れた人的・物的資源
を有する京都大学との連携を推進しています。
◇主な連携事業
・大学からの出前授業などによる体験授業の実施
・物理グランプリ京都の実施
・教員研修の実施
◆「学力向上システム開発校」の指定
自校の学力向上に関する課題に基づき、実践上の取組を設定し、課題を克服するため
の新たな方策の開発に主体的に取り組み、教育活動を改革する中で、学校の自律性やマ
ネジメント力、教職員の意欲及び指導力を高め、児童生徒の質の高い学力向上と、学校・
家庭・地域社会との連携協働を推進することを目的に、希望する学校から研究計画の提出
を求める公募制とし、平成29・30年度は10校、平成30・31年度も10校を指定し、研究開発
を行っています。
また、各学校の効果の検証と研究成果の普及に努め、京都府教育振興プランに示す教
育課題の解決につなげ、本府教育の充実と発展に役立てることを目指しています。
■「学力向上システム開発校」(平成30・31年度指定)研究発表会日程一覧