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 講 義 要 旨  8/1午後  8/2午前  8/2午後  8/3午前  8/3午後


  8月2日(日) 午前の部  9:30〜12:30

小 学 校 
「算数的活動と算数学習の改善」
 帝京大学准教授 清水 静海

算数的活動は算数教育において、その「目標」、「内容」、「方法」としてそれぞれ位置づけることができる。「目標」及び「方法」としての位置づけは、例えば、学習指導要領において教科目標に簡潔に示されている。新学習指導要領では、算数的活動を新たに「内容」として位置づけている。しかし、〔算数的活動〕として「内容」としての算数的活動が例示されているものの、「方法」としての側面が強調され過ぎている。今回の改訂では、義務教育九ヵ年の教育を充実させることに焦点が当てられていることから見て、小学校高学年と中学校第一学年との滑らかな接続をどのように進めるかは重要な課題の一つといえる。そこで、算数の学びに視点をおいて、算数的活動と算数学習の改善について検討し、考えを述べることとする。

中 学 校 
「中学校数学科における新しい学習指導要領の趣旨の実現と移行期1年目の取り組み」
 文部科学省初等中等教育局教科調査官 永田 潤一郎

 平成20年3月に中学校の新しい学習指導要領が告示されて以降,全国各地では研修会や授業研究会等を通じて,その趣旨の実施へ向けた準備が進められている。また,この間,平成20年6月には学習指導要領の改訂に伴う移行措置に関する省令及び告示が公示され,中学校では平成21年度から3年間をかけて移行措置が実施される。移行措置期間は,子どもたち学習の滑らかな接続のためだけでなく,教師の指導を見直すためにも重要な意味を持つ期間であり,各学校においては,平成24年度の新しい学習指導要領全面実施を見通した取り組みが求められる。
 本講習においては,新しい学習指導要領の趣旨の実現に向けた移行期1年目の取り組みの在り方について考える。

高等学校 
「定木のみによる作図」
 京都教育大学准教授 大竹 博巳

 作図といえば、定木とコンパスによる平面図形の作図問題を思い浮かべるであろう。この講習では、定木のみによる作図問題についてお話させていただく予定である。
 例題を一つ挙げておこう。「平行な2本の直線があり、このうち1本の直線上に2点A,Bがある。定木のみを用いてA,Bの中点を作図せよ。」解答例は講習で。