ITEC[京都府総合教育センター]：中学校社会実践例「身近な地域の調査」

実践にすぐに役立つ資料満載

実践例「身近な地域の調査」	指導計画とともに、そこで使われた指導資料（ワークシート）をすぐに参照できるコンテンツです。体験を重視した優れた実践例です。

実践例「身近な地域の調査」　　

※　一太郎ファイルをダウンロードできます。

（学習内容）

①　通学路及び校区の特徴から「私だけが知っている福知山」のポスターを作ってみよう。　
②　この学習を通して「計画の立て方」「調べ方」「まとめ方」の学習をしよう。

（注意事項）

①　歴史・地理の時間を間違わないように計画を立てましょう。　
②　調べ学習の時、特に聞き取り調査では事前の注意事項を守りなさい。　
③　この学習は、第２章都道府県の調査にも利用します。

※　表内の資料番号をクリックすると、各資料を参照できます。　（全資料表示）

	学習日	学習項目	主な学習内容
1 学期	月　日	基礎学習① ○学習内容の提示 ○地図の種類・用途の提示（ねらい） ○地域調べのねらいや学習計画を理解し、見通しを持つ。 ○身近な地域の地図を、縮尺や土地利用などに着目しながら読み取り、身近な地域の様々な事象に気づく。	（学習テーマ）「福知山再発見（通学路から見える福知山）」（学習計画の確認） ①１学期に「基礎学習」 ②夏休みを利用し「調べ学習」 ③２学期に「まとめ」と「発表」（教科書）１身近な地域を見直そう２資料を使って見直そう（作業） ①福知山市の５万分の１の地図を利用し、通学路を確認する。 ②自宅から学校までの距離を調べる。
	月　日	基礎学習② ○地図の書き方の提示 ○地図記号の確認（ねらい） ○地図情報から身近な地域の様々な事象に関心を持つ。	（作業） ①通学路図を作る。 ②地図記号で表現する。 ③通学路上のポイントとなるものを立体図で示す。
	月　日	基礎学習③ ○スキルの提示（ねらい） ○調べ学習を進める上での様々な方法・技術を理解する。	（教科書）３調査テーマを決めて見通しを立てよう４いろいろな方法で調べよう５調査結果を整理・分析してまとめよう６わかりやすい発表をして学び合おう
	月　日	基礎学習④ ○テーマ設定（ねらい） ○様々な情報からテーマを設定する方法を具体的な学習の中で理解する。	（作業） ①通学路から「産業」「歴史」「交通」について調べる。　〈例１〉私の通学路には、こんな工場・お店がある。　〈例２〉私の家の付近には、こんな道がある。　〈例３〉私の通学路には、こんな史跡がある。 ②班・学級で交流する。 ③夏休みの調べ学習のテーマを考える。
	月　日	基礎学習⑤ ○調べ方の方法及びマナーの提示（ねらい） ○テーマを調べる適切な方法を理解するとともにマナーを学ぶ。	（教科書） ①学習のまとめをし、学習計画の確認をする。 ②調べ方を学ぶ。（作業） ①班・学級で学習テーマの交流をする。 ②班・学級で調べ方の交流をする。
夏休み		調べ学習（夏休みの課題になります。） ①資料を集める。 ②資料を整理する。 ③発表用ポスター案を作成する。
２学期	月　日	まとめ① ○資料整理・分析（ねらい） ○図やグラフを利用し、調査結果をまとめ、分析する方法・技術を学ぶ。	（作業） ①資料の交流をする。 ②学習テーマにそって資料の整理をする。＊足らない資料はお互いに交換しましょう。＊教科書で学んだことを利用しよう。 ③発表用ポスター作成。
	月　日	まとめ② ○ポスター作成（ねらい） ○調査結果の効果的なまとめ方を学ぶ。	（作業） ①発表用ポスター作成。 ②班内で交流する。
	月　日	まとめ③ ○ポスター作成 ○発表原稿作成（ねらい） ○調査結果の効果的なまとめ方を学ぶ。 ○プレゼンテーションの方法やねらいを達成するための技法を学ぶ。	（作業） ①発表用ポスターの完成。 ②発表原稿作成。
	月　日	発表 ○発表 ○自己評価・相互評価（ねらい） ○効果的なプレゼンテーションの方法を学ぶ。 ○評価の視点を学ぶ。	（作業） ①学級内発表会と学級代表決定。 ②調べ方・まとめ方の整理。
＊計画表・ワークシートは、指示に従いノートに貼りましょう。