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「別室登校研究」


 
 センター教育相談部では、平成22年度から平成26年度までの5年間、京都府内(京都市を除く。)の小学校・中学校及び高等学校を対象に、「別室登校」に関する調査研究を行ってきました。調査は、「別室登校」の実施状況や指導、教室復帰に効果的な関わり、「別室」の機能と「別室」運営のポイント、また高等学校における「別室登校(保健室登校)」の意味等について毎年テーマを決めて実施してきました。

 特に、平成22・23年度には、生徒指導・進路指導総合推進事業「問題を抱える子ども等の自立支援に関する調査研究」(文部科学省委託事業)において実施した「別室登校」に関する調査研究の成果を報告書にまとめました。

 平成22年度から24年度にかけては小学校・中学校を対象として調査研究を行い、得られたいくつかの知見をリーフレットで示しました。
 さらに平成25・26年度は、高等学校に焦点をあてた調査研究を進めました。そして平成26年度末には、「別室登校」研究のまとめとして「別室登校Ⅳ」、「別室登校Ⅴ」を作成しました。

 「別室登校」児童生徒を理解し関わる際の資料として本調査研究を活用いただければ幸いです。しかし、「別室登校」をしている児童生徒の抱える課題は一人一人異なります。本研究で得られた教室復帰に効果的であるとされる知見をそのまま「別室登校」児童生徒に適応するのではなく、今回の調査研究で得られた知見を参考にしながら、一人一人の子どもたちの必要を理解し、子どもたちと一対一の個別の関係をもてるように日々関わり続けることが重要であると思われます。

 この研究が学校現場の教職員の方にとって、不登校児童生徒の理解や「別室登校」の効果的な運営の一助となることを願っています。ぜひ、校内研修等でも御活用ください。

*この調査研究では、「別室登校」を「不登校傾向の児童生徒が学校に登校している間、定められた通常の教育活動から離れて、常時もしくは特定の時間帯に相談室や保健室などの校内の別室(や他の場所)で、個別もしくは小集団で活動している状態」と定義しています。