京都府教育庁指導部文化財保護課  Cultural Properties Division, Kyoto Prefectural Board of Education
 

その他の建物の修理

 今回の事業は重要文化財8棟の修理をあわせて行うものです。これらの修理は平成20年度から順次進めていて、うち7棟が完了しました。ここでは、これらの概要について簡単に紹介します。

馬駐

 平成20年8月~平成22年11月 解体修理
 境内入口に建つ馬をとどめ置くための建物です。今回の修理では、破損部分の補修のほか、後世の改造部分の復原、地盤沈下対策として基礎の新設を行いました。
馬駐 外観


本坊北総門

 平成21年1月~平成22年7月 解体修理
 塔頭である成就院の表門で、薬医門と呼ばれる形式の建物です。今回の修理では、破損部分の補修を基本として修理を行いました。
本坊北総門 外観


子安塔

 平成21年2月~平成25年8月 解体修理
 本堂舞台の正面に見える小さな三重塔です。今回の修理では、後世の改造部分の復原、塗装等の塗り直し、暴風対策としての構造補強をあわせて行いました。
子安塔 外観


朝倉堂

 平成22年3月~平成25年8月 半解体修理
 本堂の西隣に建つ堂で、越前朝倉氏にちなんでこう呼ばれています。今回の修理では、後世の改造部分の復原、耐震性向上のための構造補強をあわせて行いました。
朝倉堂 外観


轟門

 平成25年1月~平成28年7月 解体修理
 本堂入口に建つ八脚門という形式の建物です。今回の修理では、破損部分の補修のほか、後世の改造部分の復原、耐震性向上のための構造補強を行いました。
轟門 外観


阿弥陀堂

 平成23年3月~平成29年6月 半解体修理
 本堂の東側山麓に並ぶ堂の一つです。今回の修理では、破損部分の補修のほか、屋根を桟瓦葺から檜皮葺に改めるなど、後世の改造部分の復原を行いました。



阿弥陀堂 修理前の屋根の様子 阿弥陀堂 修理後の屋根の様子
阿弥陀堂 屋根の様子(上:修理前 下:修理後)

奥院

 平成23年3月~平成29年6月 半解体修理
 本堂の東側にあり、本堂同様に舞台を備えた建物です。今回の修理では、後世の改造部分の復原、外側上半部を中心とする彩色等の塗り直しをあわせて行いました。



奥院 修理前の内陣の様子  
奥院 内陣の様子(上:修理前 下:修理後)