恭仁宮跡は、京都府の南の端、木津川市加茂町の瓶原(みかのはら)と呼ばれる地域にあります。天平12年(西暦740年)に聖武天皇は、平城京から恭仁宮へ都を移すことを決めました。つまり、奈良時代に日本の首都がこの地に造られていたのです。
恭仁宮が首都であったのはわずか3年余りですが、「国分寺建立の詔」や「墾田永年私財法」といった、現在の教科書にも載っているような有名な法律が作られるなど、歴史上の重要な舞台となりました。現在、恭仁宮跡の広い範囲は国指定史跡となっています。
JR大和路線 加茂駅から徒歩約30分 約2Km
京都駅→(JR奈良線)→木津駅→(JR大和路線)→加茂駅 約60分
〔車利用の場合〕・京奈和道「山田川IC」から東へ約10km(約15分)
・国道24号「上狛四丁町」から国道163号を東へ約5Km(約5分)周辺マップ