小・中学校幼稚園の耐震化について
綾部市公立小中学校・園施設の耐震化状況を公表します。
【公表内容】
市内には小学校10校、中学校6校、幼稚園3園が設置されています。
学校施設は、日常的に多数の園児児童生徒が過ごす学習の場であるとともに、災害時においては地域住民の避難場所としての役割も果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。
綾部市では建築基準法の改正(昭和56年6月)前の基準で建築された校舎等について、平成18年度から耐震診断を実施し、耐震補強が必要と認められた校舎等の補強を実施しています。
そこで、下記規模の校舎を対象に建物の概要及び耐震化の状況を次のとおり公表します。
「構造」: 「R] | ・・・ | 鉄筋コンクリート造 |
「構造」: 「S」 | ・・・ | 鉄骨造 |
「構造」: 「R・S」 | ・・・ | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 |
「構造」: 「W」 | ・・・ | 木造 |
「区分」: 「旧基準」 | ・・・ | 新耐震基準施行(昭和56年)以前に建築されたもの |
「区分」: 「新基準」 | ・・・ | 新耐震基準施行後に建築されたもの |
Is値・Iw値 (構造耐震指標) | : | その建物が地震にどのくらい耐えられるかを表す指標。 |
Is値 | : | 非木造(鉄筋コンクリート造・鉄骨造) |
Iw値 | : | 木造 |
q値 | : | 保有水平耐力に係る指標で、1.0以上であれば倒壊や崩壊の危険性が低く、1.0未満では危険性があるとされる。 |
国土交通省によるの目安は次のとおりとされています。
Is値
Is<0.3 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が高い |
0.3≦Is<0.6 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性がある |
0.6≦Is | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が低い |
q値
q<0.5 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が高い |
0.5≦q<1.0 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性がある |
1.0≦q | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が低い |
Iw値IIw<0.7 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が高い |
0.7≦Iw<1.0 | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性がある |
1.0≦Iw | ・・・ | 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が低い |
文部科学省では、非木造の場合、補強後のIs 値は、おおむね0.7 を超えること、また、木造の場合においては、Iw 値は、おおむね1.1 を超えることとしています。
対象となる建物 | ・・・ | 「非木造の校舎等で2階以上又は延床面積が200平方メートル超えるもの」 |
| | 「木造の校舎等で3階以上又は延床面積が500平方メートル超えるもの」 |
小・中学校・幼稚園の耐震診断結果(平成30年4月現在)
学校教育課 管理担当